2019年2月5日掲載

政治家がつかれると痛い10のポイント

—これが政治家選定の着眼点—

その8 地方官僚の態度、定数についてどう考えるか。

 役所に行くとカウンターの向こうで暇そうに冗談を言っていた、と住民からの声を聴いたことがある。役所の職員の適正数を決めるのも難しい。たとえば季節によっても忙しさは違ってくるし、時代によっても変わる。

 隣の課が多忙になる時、自分の課に余裕があっても臨時に応援にまわることはない。縦割り行政の悪いところである。専門外に口をだされると不都合もあるが、窓口の案内程度は他の課の人でも可能である。住民サービスとして柔軟に対応すべきである。住民との接点である窓口が軽便に処理されている自治体は、住民からも歓迎される。

 行政の費用削減と職員数の削減は必ずしも一致させるべきではないが、議員数と同じで多ければ多いほど良いというものではない。そこに効率と税負担が伴うからである。議員はどちらを向く立場かが重要である。

2019年1月28日 記