2019年2月4日掲載

政治家がつかれると痛い10のポイント

—これが政治家選定の着眼点—

その7 議員定数の削減についての意見を持っているか。

 集団を切り盛りする人は多い方が円滑に運営されるという考えもある。しかし、その人たちをお金を出して雇うとなると話は別だ。特に議員は一人雇うと控室、事務局員などに反映される出費は多額となる。民間の役員以上の必要経費が必要となる。

 ある党は議員数を減らすことに反対。民意がくみ取れなくなるからだという。現代社会の議員であれば、情報機器や情報手段を駆使すれば人間に代わって情報の多くは確保出来る。原則として会議は3人で成立する。逆に議員を減らすことで住民意志がくみ取れないとしたら、増やせば良い。まず行政の無駄を省くように、議員の適正数も求めるべきである。

 議員になってしまえば減らすこと、すなわちじぶんが減らされるかもしれない不安が生じる。そのために定数を減らすことに反対だとすれば、公より私を優先させることとなり、その考えは公職にはふさわしくないことになる。

2019年1月28日 記