2019年2月3日掲載

政治家がつかれると痛い10のポイント

—これが政治家選定の着眼点—

その6 議会ニュースで主たる案件の態度を公表しているか。

 議員の任期は4年。その間は何をやっているか、公の「おしらせ」以外、議員個人の情報は有権者、住民には伝わらない。自分の情報を伝えるには、書き、記録し、印刷、配布まで必要。今はパソコンを通じての各種方法がある。これには速いだけに誤作動の不安もある。

 どちらにしても知らせるために何をしているか、ということだ。不特定多数に街頭で訴えるのもよい。自分の新聞を配るのもよい。集会場での報告会もよいだろう。外に情報を伝えていく姿勢が大切だ。日常的な道路の拡張、街つくり、各種公共料金の値上げなどは家計負担も伴い誰もが反対したいところだ。値上げとなる根拠、とくに社会変化とサービスの向上との関係など住民への解説から納得まで充分に時間と機会が必要である。

 その努力を行政と有権者・住民に求めていく柔軟な態度をわかりやすく伝達しているかどうか。勇気のいることであるが住民・有権者と政治家の政治教育の好機会と考えるべきだ。

2019年1月28日 記