わだむねのピリリ一言

世論でなく輿論を!(連載1/4)

―まず読み方書き方から―

 世論をどう読みますか。ヨロンという人が圧倒的だと思います。ではどう読むのかということになります。セロンかセイロンかです。
 あらためて辞典を開いてみてください。近頃、新聞もテレビも毎週のように内閣や政党の支持率をヨロン調査して発表しています。風の強さを計る風力計のように瞬間の支持率を発表しています。
 文字通り風のように気ままな、流動的な時々の空気、雰囲気を計量して発表しています。
 アナウンサーなどが世論調査として紹介している短期間の数字は、セロン(セイロン)調査と言うことが正しいという認識を持つことです。
 では私たちが日常、読み書き話しているヨロン調査はどう書くのかということです。輿論と書きます。おミコシの輿です。雰囲気、空気という軽々しさを表わすものではなく、意識された永続的な価値意識です。これを輿論(ヨロン)といいます。 
 私たちは今後、ヨロン調査は輿論調査と書き、世論調査はセロン(セイロン)と言うようにしましょう。輿論(ヨロン)と世論(セロン・セイロン)を厳密に読み分け、書き分け使い分けることから、私たちを取り巻くマスコミ、情報伝達との付き合い方を賢くしていくことになります。
 次回は輿論と世論の違いを考えます。

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