2013年10月3日掲載
10月からの値上げ
—五輪招致、消費増税騒ぎの中で—
円安、原材料価格の値上げ、年金支給額の削減などで家計の負担は増えます。
食品の値上げでは、小麦粉、政府売渡価格が4.1%、牛乳が出荷額で1〜4%、清酒2〜7%、豆腐出荷額で2〜7%、ハンバーガー10円、ガス料金6〜11円、海外旅行ツアー3〜10%となります。値下げもあります。電気料金5〜36円などです。問題はこれらの支出増を上回る賃金の増加があればよいのですが、その通りにいかない場合です。
日銀短観など公の資料では景気回復が始まっているというのですが、雇用、就職の改善が上すべりしないかどうかです。
米国の政府機関の一時帰休は先に申しあげました。
この関連が株や景気に影響を与えてこないかという不安もあります。まだ景気回復は油断できません。
2013年10月2日 記