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2012年8月15日掲載

検討!!社会保障と税の一体改革関連法成立と私たちのくらし

―4回シリーズ・(3)介護・医療―

Q 医療、介護はどうなるのか?
A 医療・介護サービスには見直しに1兆4千億円が投じられます。医療では患者の重症度を3つに分けて、高度治療が必要な高度急性期に対応できる医師、看護師を倍増します。介護保険では、保険利用者が2012年度の450万人から25年度には1.5倍になると厚労省は推計しています。
これに対応するために在宅サービスと介護施設(利用可能人数)は25年度で現在の1.4倍、介護職員数は1.6倍に増やす計画です。
Q 高齢化で医療・介護サービスは足りるのか?
A 団塊の世代が75歳以上になる25年度には年間死亡者数が現在の約120万人から160万人まで増えると言われています。
政府は医療を増やさないかわりに在宅医療、介護サービスを整備します。1回当りの在宅医療の利用可能人数を12年度の17万人から25年度には29万人に増やす予定です。自治体、地元医師会などとの連携が大切です。

8月14日 記

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