2012年6月10日掲載
がん対策基本計画閣議決定!
8日、関係省庁が同意をして法律などの制定、改正、廃止を国会に提出することを政府が閣議決定しました。「がん対策推進基本計画」です。この計画は5年ごとに策定することになっています。
07年に続いて2回目になります。これから都道府県がこの計画に基づいて地域ごとの計画の見直しを進めます。
たとえば2010年現在で19.5%の喫煙率を22年度までに12%までに下げる目標を数値にしています。
がん患者の5年生存率50%を越す現状です。
2004年の厚労省の調査ではがんにあった人の30%の労働者が依願退職し、4%が解雇されています。経済面からもがん患者と労働環境も本人が望むならば継続できるようにする必要があります。また医薬品としての承認が外国と比べて遅いいわゆる「ドラッグラグ」も改善目標に入っています。迅速になくしていかなければなりません。生命を保つためには新薬が頼りとなります。
6月9日 記 |