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2012年5月26日掲載

高齢者の働き場の確保

―パイロットの年齢制限引き上げ―

 旅客機の機長と副操縦士のフライトが60才以上まで広がります。パイロットの条件は65才未満です。定年の60才を過ぎても「加齢乗員」として認められますが、1機には機長か副操縦士のどちらか1人と限られていました。それを二人とも60才をすぎてもよいとして早ければ6月から実施します。もちろん加齢乗員も航空法の身体検査を通らなければなりません。脳のMRI、心電図の24時間装着などの多数の項目が追加され健康管理が求められています。

和田都議「健康管理など万全の安全を期して、本人の意欲を考えて導入していくことはよいことです。外国からの航空会社の参入でパイロット不足もありますが、高齢者の職場の広がりからも必要です。他の分野への波及もあります。デンソーやオリックスでも65才まで働くことを見据えて、50代向けの研修なども始めています。」

5月26日 記

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