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3月12日掲載

都立病院に伝統医療を シリーズその5

 いまの日本の医療が抱える問題は三つになります。
 一、は超高齢社会への対応で医療費が膨張しつづけます。
 二、細分化された医療よりも幅広い医療が求められています。
 三、医師不足です。
漢方はいまの医療に求められます三つの問題に応えられる総合診療に全人医療の漢方は適しているのです。

 多くの医師が都市に集中し、地方の医師不足は深刻です。地域に根づいて地域や家族と密に接触することで、自宅が医院となっていた昔のように人間のつきあいの濃い診療が可能となります。

 何よりもわが国の漢方は西洋医学を学んだ医師が漢方を使っていることによって現代医療と伝統医療が組み合わされていることです。

 また漢方薬の品質が高いことも大きな利点です。

 漢方の医療が普及することによって、医療費も下がり、漢方の経済的、財政的な効果も検討されなければなりません。

 大きく漢方をとらえれば日本国の課題ですが、都政にあっては何よりも漢方の利点を認識し幅広く都民の理解を得るようにしなければなりません。都立病院に伝統医療が実現することはごく近いうちに実現することになります。

 私は力の限りにその目標にむかって頑張ります。

 この文章は渡辺先生の御本を参考にしました。

 ぜひ『日本人が知らない漢方の力』をお読み下さい。そして、自分の健康を考えて下さい。

3月10日 記

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