3月18日掲載
「フリーター」も高齢化へ!!
―2011年、平均約50万人―
「フリーター」とは正社員ではなくアルバイトやパートで生活する人です。政府は15才から34才までをいってきました。11年は176万人で増えてきていました。また試用する企業に奨励金を出すトライアル雇用制度や助言する「ジョブカフェ」などの対策を行なっています。
―高齢フリーター―
バブル崩壊後の就職困難期の93年以降に高校、大学を卒業し、アルバイトなどをしてきた人々が40才前後になったためと思われます。
35〜44才のフリーターは大震災被災地を除いて前年より8万人、19%増加しました。資料のある02年の25万人からは倍増しています。
―対策が急がれる―
政府は15〜34才の若年層だけに職のあっせんをしています。企業も新卒採用が主で、若い労働力に社内教育を重視する傾向があります。フリーターで35才が過ぎますと、中途採用で正社員になる機会が減ります。
労働市場の柔軟化が求められます。
3月16日 記 |