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2月28日掲載

自宅で介護、自宅で最期!!

―4月から報酬が改定―

 介護報酬と診療報酬が改定されます。6年に一度の同時改定で、在宅サービスが重点となりました。病院それも大病院信仰のようなものがあり、大きな病院は一日がかりで診療するという有様です。

 どう変わるのでしょうか。介護では24時間対応の訪問サービスが始まります。深夜、早朝も呼べばヘルパーも看護師も来ます。肝腎な料金は要介護5で自己負担は月約3万円。

 診療報酬で受けられる在宅医療も充実します。深夜、早朝の看護師の訪問やがん患者の緩和ケアの経験がある看護師の訪問に報酬が付けられます。

 大病院から地域の診療所への転換策の一つとして夜間、緊急時の往診を上げます。

 自宅に帰っても入院時の状況を介護と医療が共有して在宅ケアを細かく整えます。

 国は費用がかかる施設ケアから在宅ケアに力点を移していきたいところです。

 患者、家族もこの改変をどう受けとめるか、ということです。地域医療の出番です。

 この介護、医療の需要を人材不足という現実がどう生かしていくのか、という問題も出てきます。若い人々の介護産業への進出が目ざましくなってきています。ここにも期待したいところです。

和田都議「平穏死を唱える石飛医師とも話しますが、最期のむかえ方はいろいろあっていいと思います。介護は力まずに」

2月28日 記

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