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全国初、知的障害者に専門弁護士

―大阪地裁が事前通知―

 昨年11月に窃盗容疑で逮捕された男性(23)の国選弁護人の選任で候補者を指名する日本司法支援センターに、男性に知的障害があると知らせていました。知的障害は相手に迎合しやすく、質問内容を十分に理解しないまま返答したり、取調官の意向にまかせた供述をしたりすることがあるとされていて、うその自白をしてしまった過去もあるそうです。

 今回はあらかじめ研修をうけて障害の特性にくわしい弁護士が選任されました。問題は療育手帳が知的障害者に発行されていますが、全員が持っているわけではなく、軽度の場合は持たずに日常生活を送っている場合が多いのです。しかし一歩前進です。

和田都議「えん罪の芽をつむ意味でも、人権の面でも当然です。手帳をいつも持っていてほしいですね。」

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