2013年9月30日掲載

安倍首相は景気大臣?

—どこでもいつでも売り込み—

 わが国の歴代首相で経済を強く主張したのは所得倍増論の池田勇人首相でしょう。しかし安倍首相は別な意味で、歴代一位です。

 それは行商、営業といった腰の軽さがあるからです。

 一国の首相の態度とは思えません。たとえば9月17日のメリルリンチ日本証券の投資者向け会合にメッセージを寄せたといわれています。一般投資会社にメッセージを寄せることも珍しいことです。その内容は「明らかに今の日本は『買い』」と強調し、「規制改革を突破口にして、そのポテンシャルを思う存分、発揮させる」としています。

 また9月26日にニューヨーク証券取引所で「私の経済政策は買いだ」と演説しました。これに政界も無批判です。原子力発電技術を外国に売り込みにいったり、自分が景気、原発のセールスマンのように振る舞っています。すべてデフレ解消、景気回復優先のなせる業です。あまりに一国の首相として小さい、細かすぎると思います。そして理念、思想のない現実一辺倒の縮こまった姿勢です。

 これも自民党圧勝の結果の安倍首相の自由奔放というかやりたい放題の政治行動です。

 復興税の前倒し廃止、集団的自衛権などその例です。

 万華鏡のように目先をかえて手を打っています。

 この国をどこに引っ張っていくのか。私たちの日本国です。私たちの責任もあります。よくやる首相なのか、チョコマカした小粒首相なのか。

2013年9月27日 記