2013年9月1日掲載

NHK、外国語乱用で訴訟

—名古屋地裁で口頭弁論—

 最近は短縮した外来語、外国語が身近に使われています。たとえばテレビで芸人が奇抜な詠嘆語を使ってそれだけで人気者になって、多用され、その意味もない詠嘆語が意味を持つようになります。

 かつてここにも書きましたが、NHKでは新語アナリストなる肩書きの人が、業界誌などから取ってきて批判しましたが、まだ一般的に広がっていない専門語などを解説していました。それがあたかも新しい社会の流れでもあるかのような扱いぶりでした。

 NHKが新しい語、言葉をすすんで求めていた風があります。

 

 そのようなNHKの新し物好きの体制に「日本語を大切にする会」の世話人から、外国語の乱用で精神的苦痛を受けたとして訴訟となったのです。訴えでは番組名にも報道にも多用していること、なによりも公共性が強いのに日本語を軽視する姿勢に疑問がある、としています。慰謝料は市民訴訟法の規定の140万円を超える141万円となっていいます。

 他人との距離、関係を軽視することから始まっています。たとえば便所もいまは死語です。その響き、排泄行為などが直接目に浮かぶのでしょうか。いまはトイレが席巻しています。日本語を大切にするのなら手洗い、厠などを用いればよいのです。言語は国籍です。いまわが国は無国籍国家になりました。正しい日本語を方言も含めて語る人はいなくなりつつあります。画数の多い文字はどんどん辞書からなくなっています。これを見直し、反省するきっかけに今度の訴訟はなるでしょう。

2013年8月31日 記