わだむねのピリリ一言

2012年11月2日掲載

大学祭、禁酒に

 大学生が一年一回盛り上がる大学祭。どちらかというと文化祭といった方がよいかもしれません。そこでのお酒が禁止されるというのです。

 別に文化祭が禁酒でもよいのですが、その理由が一気飲みなどによる死亡事故を防ぐためというのです。なんと悲しい、情けない大学生、大学なのでしょう。飲むこと、持ち込むことも禁止です。幼稚化することが若さと間違えている現代世相の一つの典型がここにあります。18才に選挙権をという時代に、お酒を飲んで死ぬあるいは飲ませて死なせるなどという面白い現象です。

 一橋大、法政大、東大の実行委員会が今年から禁酒を始めるというのです。こんなことを決める実行委員会も稚いし、それをたぶん求めたであろう大学も情けない。自主独立が大学だといって、自由が大学の最大の主張であった時代は、遠くなりました。それに屈した大学生。世の末といってよいでしょう。ますます世間に“子ども”が増えてゆき、少子化と心配される時に、よい傾向と歓迎されるべきでしょうか。

11月2日 記

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