わだむねのピリリ一言

4月30日掲載

ウェーバーさん、ほんとうに政治は結果責任ですか【1|3】

 ドイツのマックス・ウェーバーが、ドイツ第二帝政の崩壊後の1919年に自由学生同盟に講演したものを本にした『職業としての政治』が政治学の古典として今日あります。

 また何よりも政治家・政治学者・政治学徒も双手で礼賛しています。
 報道機関も同じです。

 ひとたび政治学の「聖書」と持ち上げられると批判できずに、批判もせずに活用してますます神格化していくのです。この時にすなわち無批判に安直にある概念を用いることで学問は陳腐化して飾り物となるのです。

 政治は結果責任だから、政治醜聞は政治家が責任を取れとウェーバーを掲げて水戸黄門のように見栄を切ります。

 これから数回にわたりウェーバーの『職業としての政治』にまつわる政治における結果責任についてお話をします。

4月29日 記

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