3月30日掲載 AIJ投資顧問の怪―もう何も信じられない― 年金資産が消えた?これが事件の核心です。 年金すなわち収入の一部を積み立てておいて退職後に活用しようとする保障制度です。これまでは信託銀行や生命保険会社などが堅く確実に運用して年金として掛けていた組織に還元してきました。今度のような事件はあまり聞きませんでした。しかし金融自由化ということで年金運用が多様化し2007年から投資顧問が紹介制から、登録制になり、監視が行き届かなくなりました。AIJは年金基金から頼まれた約1460億円のうち損を出した額が約1090億円です。客は厚生年金基金、企業年金など約100を越えます。80万人が被害者です。「高利回りで運用益が出ている」と営業して客を集めていました。 AIJのような業者が260社もあり、税金のかからない租税回避地の海外に集中投資していたのです。老後、退職後の生活の損となるべき年金を食いものにする会社があるということも社会信用をなくすことにつながります。金融庁などの指導は厳しくするべきですし、この犯罪(金融商品取引法違反)を資産評価を偽っていただけではなく、真面目に働く人々の心を不信感に裏切った罪にも問うべきだと思います。 和田都議「間もなく4月。新しく会社に入って給料を手に入れる人々も、自分しか頼れないという気持で確実に蓄えられる財産形成を研究して、実行するべきです。買い物よりも貯蓄、それも確実なものへ。ということを忘れないことが社会人の第一歩です。」 3月27日 記 |