わだむねのピリリ一言

9月10日記

全国お茶を審査する大会

―知らなかった厳しさ―

 日本茶を好む人は多くいます。朝起きて、10時、3時、仕事の前後に気分転換で一服、という流れが生活習慣となっている人はたくさんいます。

 さて、その日本茶の審査技術があることをご存じでしたか。あるのです。9月10日に江東区のホテルイースト21東京で全国茶業連合青年団が主催する大会が開かれました。福島第一原発の被害があるなかで勇気をもって実行されました。

 お招きを受けていってきました。58回という歴史です。
その競技は(1)茶品種鑑定、(2)生産茶期別判定、(3)外観による生産地判定、(4)服用による生産地鑑別、という4種にわたるものです。5点、10点を持ち点として審査します。
たとえば(1)の品種の場合、Aのあさのか、からGのりょうふうまで7種のうち5種を抽選で決めて、それを当てます。また(3)の産地別の場合、Aの狭山からLの鹿児島までの12地区を10決めてそれを当てるとなっています。

 東京都から鹿児島県まで一都二府八県の代表、120人が選手として参加しました。利き酒というのは耳になじんでいますが、利き茶それも産地まで判定するというのは厳しい審査です。

 団体の部は静岡県が、個人の部は福岡県が優勝しました。気になる東京都は団体3位、個人2位でした。お茶を審査する技術の大会が厳正に行われ、日本茶の香り、味が守られていることを知って、お茶の深さをつくづくしりました。自動販売機にはない文化、修養などを痛感しました。生産青年、商工青年が集まった大会でした。茶業を担う若い人々の熱気におどろきました。

 1日に6、7回も日本茶を飲む私とすると、頼もしいかぎりでした。

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