2015年4月20日掲載

札幌市は犬殺処分ゼロ

—猫も過去最小—

 4月18日、札幌市動物管理センターの発表では、2014年度の犬の殺処分は1972年度以降で初めてゼロになったとしています。その理由は動物愛護管理法の施行で自治体が、業者が出してくる引き取りを拒否できるようになったこと、愛護団体との連携が円滑になったことで譲渡が進んだことなどとしています。猫も最小の534匹となったということです。都でも愛護団体との協力、飼い主の責任や売る人の倫理などの啓発、行政も里親募集などに力を入れるように今までも指摘してきましたが、これからもゼロを目指して努力を要請していきます。

 犬は保護されると7日目に殺処分されます。1日ごとに檻を移され、殺処分に近づいていくのです。私が視察した時は、助けを求めるように大声で、一斉に吠えていました。今でも耳に残っています。残酷な風景でした。殺処分は1日も早く廃止するべきです。

2015年4月18日 記