2013年1月9日掲載
自転車安全教室を倍増
―警視庁の方針、小学校―
警視庁は今年4月から小学生の自転車事故を防ぐ安全教室を、最低でも年2回にする方針を決めました。これまでは年1回でした。とくに一、二年生への指導を強化します。 都内の小学生の自転車事故は、2011年で1238件で近年は減少傾向ですが、事故全体での小学生の割合は61.3%と依然高く、死亡事故も昨年は2件で一昨年のゼロから増えました。警視庁は11年まで各校ほぼ1回ずつ三、四年生が中心でした。しかし、聞き取り調査で一、二年生で自転車に乗る割合が増えていることが判明して、今回の改善となりました。 しかし、学校によっては教育課程が決まっているということで、教室を開かないところもあります。 これから警視庁と学校との話し合いが、年度末に向けて始まります。
2013年1月8日 記
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