2018年4月27日掲載

テレビ朝日の報道姿勢は失格!!

—お飾りの批判ポーズ、テレビ朝日の実態—

 報道は権力の監視、批判が役目の一つです。しかし、この度の福田財務省次官の女性蔑視は、はっきりとテレビ朝日が報ずるべきでした。その理由は二つ。まず報道の使命。それと被害に遭った女性記者を守る、という企業の態度のそれぞれを呈すことでした。

 女性記者が数度にわたる福田次官の言辞に耐えかねて録音したことは当然です。また上司にこのことを相談した際の上司が、本人の身元の証明を心配して取り上げなかった、というお粗末な説明にも呆れます。テレビ朝日の日頃の方針がわかりました。情報源である官僚や政治家に配慮してきたことがわかりました。視聴率競争で後れを取らないために、取り引き材料を残しておくための戦術だったのかもしれません。女性記者の勇気を貫徹させなかった腰抜け上司のなんと惨めなことでしょう。テレビ朝日の問題を追及しなければなりません。

2018年4月19日 記