2018年7月18日掲載

愚かな東京オリンピック、イベント国家の顛末!!

 今年の7月の熱中生活で、一日平均3〜5人が熱中症で死んでいる。

 火事の焼死ではないが、熱を自分で制御できずに死んでいく。こんな時代はかつてなかった。気象予報士は二つの高気圧が重なった淡淡という。こんな時、行政は不要不急の外出は控えるように警告すべきである。なぜ地方自治体が住民に生命を守るために外出は禁止するといえないのか。日の出前と日の入り後に身体の具合と天候の加減を見てというような強い指導がなされるべきである。

 一日に都では救急車の出動は3000回という。

—自由主義の履き違え—

 行政が学校や高齢者に登校、外出禁止をいうことは個人の自由の妨害にはならない。登山者に軽装での登山を禁止するのと同じである。学校に冷房施設のない小中学校は登校禁止にするべきである。夏休みを数日早め、数日早く終りにすればよいのだ。

—オリンピックは期間を秋にするべき—

 そして2年後のオリンピックは今年だけの特例ではなく、ある事例として捉えるべきだ。選手や観光客の健康はどうなるのか。

 スポーツの世界祭典のはずのオリンピックが熱射病や死亡者が続出する健康被害の集会になってしまう。

 それにはいままでの7月開催ではなく、前回のように秋、10月付近に変えればよい。いまの商業オリンピックは選手、観客の健康は考えていない。

 競技の前に天候、気温が心配されるオリンピックは止めるべきだ。

 おなじく都議選も7月の酷暑の中の実施は繰り上げるべきである。投票する高齢者の生命を守るためであり、投票率を上げるためである。行政の硬直は人命を奪う。

2018年7月20日 記