わだむねのピリリ一言

2013年5月19日掲載

安倍、猪瀬、橋下3氏に共通するもの

―強い変化願望―

 安倍首相は前に“戦後レジュームからの脱却”といいました。2期目の現在も変わっていません。レジュームとは体制のこと。戦後の受けとめ方はいろいろあります。しかし安倍氏は米国を中心とした戦勝国指導のレジュームを打ち払うことを目指しているようです。
 ですから軍隊を持てるように、戦勝国が押しつけた日本国憲法から自主憲法にしようとするのです。
 そのように変化させることを望んでいます。

 猪瀬氏は石原前知事から都政をバトンタッチしました。それまでの石原体制はつねに国への対抗心、対抗策をその拠り所としてきました。排ガス規制などもその例です。
 なにしろ変化させることで、新銀行、カジノ構想などその方向は問いません。その体質を引きついでいこうとしているのが猪瀬氏です。
 いまはオリンピック、東電対策、地下鉄の一本化などに全精力を注いでいます。ここに変化を求めています。

 さて橋下氏は、このたびの従軍慰安婦について「必要なのは誰だってわかっている。」と思い込みから始まっています。東京中心の政治、経済、文化に大阪から異論、反論を発する小気味よさにマスコミも国民も拍手しています。しかし、ことはアメリカの国防総省報道官に、米軍に風俗業の活用を進言したということになって国際問題となりました。いままでの従軍慰安婦を自分なりに変化させた非常識な提案をしました。
 そして陳謝でもないいいわけをしているのが今日です。

和田都議「綸言汗のごとし、ということわざがあります。口から出た言葉は肌から出た汗と同じでもとにはもう戻らないということです。
 この3人は能弁なのでしょう。決して雄弁とは思いませんが。尋ねられれば、マイクや記者のメモによくしゃべります。その時には自分への注目の快感に酔っているようになるのでしょう。
 舌禍を生じます。沈黙は金、ともいいます。私たちも注意しなければなりません。」

2013年5月17日 記

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