わだむねのピリリ一言

2013年4月20日掲載

ITの功罪

 街を歩いているとうつむいている人が多いのに驚かされます。ホームでも同じです。これはすべてスマートフォンや携帯電話を見ながら歩いているのです。
 ながら族という流行もありましたが、もう日常に定着していて今さらあげつらうこともありません。
 都市に住んでいる人の移動するスピードは確実に遅くなっています。
 目は機械を見て注意はそちらに向いているのですから、不注意、不用心は当たり前です。
 こんなことで毎日が過ぎていって、情報のやり取りだけは頻繁です。
 これほど情報があっても、生活は豊かになっているでしょうか。
 忙しいだけで人間関係は薄くなってきています。
 同じ部屋の社員がメールで連絡を取り合っているというような始末です。
 便利と疎遠が一体となっている現代をどう見るのか。
 私たちの近くにいる人々だけでも、地に足のついた生活を取り戻したいものです。
 “急がば回れ。”という諺言を噛みしめたいものです。

2013年4月18日 記

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