2026年4月7日掲載

まもなく光悦の本が日の目を見ます

 今日、4月1日から二日間ほどで『光悦の謎』を校正しなければなりません。3月に発行予定だったのですが、図表の掲載許可などで時間がかかったのです。遅れに遅れて二年にもなります。

 本阿弥光悦に関心をもって中世絵画を調べようと、早稲田大学の学芸員資格を取りました。そして2017年に『本阿弥行状記』を出版しました。日本美術、芸術にとって強い影響を与えてきた光悦、光甫の言辞はもとより、徳川家康から鷹峯を拝領した背景などが記されています。全体にまとまりのない三百八十段ある記述項目を整理するために、国会図書館分類表を参考にしたのです。この本は上、中、下巻ある『行状記』を初めて全訳していることが特徴です。今回の『光悦の謎』は前著から一歩すすめて、各巻の項目を分析して各巻の性格、傾向を記しました。多方面にお世話になり、ようやく公になります。

2026年4月1日 記