―内職する人、最低12万人―
家内労働者は1970年の第1回調査からはじまり、73年に最高の約184万人を記録していました。厚労省が調査しています。
それから減少してきて2011年には14分の1の約13万人となりました。これは過去最低です。
この原因は経済成長による工場の海外移転やパート労働への移行で、内職は年々減少してきていました。おもに減少したのはワープロ、電子部品製造関係です。
和田都議「家内労働という日本独特の住居で行う労働形態が中小企業の支えとなって産業も家計も養ってきていました。いまでいうホームオフィスです。子育てをしながら、介護をしながら両立できた知恵でした。問題は仕事がなくなったのか、働く人がいなくなったのかということです。大切にしたい働く形です。」
5月9日 記
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