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第8回

(東京都老人医療センターは2009年4月から東京都健康長寿医療センターとなりました。)

 2年前に医療センターに通い始めてすぐに実行したことは、うがい、手洗いでした。それは病院が病原菌の巣だという考えがあったからです。お手伝いしたい、しかし患者さんや来院者の菌とどうつきあうのか。自分や家族にうつらないか。それを考えた結果、子どもの頃、父母に言われた外出から帰った後のうがいと手洗いになりました。誰もが心がけられることです。これを丁寧に実行することで新型ウィルスの半分以上は防げると素人判断をしているのですが。

第7回

 東京都老人医療センターが今年度から東京都健康長寿医療センターと名称変更されました。3人の患者さんから名前の変更について尋ねられました。城北はもとより、都内で有数の老人医療の拠点ですのでこれからも守っていきたいと思います。

4月9日のボランティアは、患者数も少なく、年度がわりのためか、少々心配。でもお天気がよかったせいか院内は明るい雰囲気でした。

第6回

 3月5日に老人医療センターの院長より“感謝状”をいただきました。週に一度の奉仕でしたが、朝2時間外来案内をしてきました。北区民の知り合いと会い、友人を紹介されたりもしました。高齢者医療の現場を患者や病院の立場から見ることができ、勉強になりました。

 老人医療センターの電子化を進めなければならないと思っています。

第5回

 このところ週一回の通いが出来にくくなりました。朝の行事が増えたせいです。病院は8時半ごろから診療前が一番奉仕するポイントですので、短時間でも、なるべく続けてまいります。

第4回

 1月の老人医療センターではインフルエンザに私自身もかからないように気を使いました。

 来院者の10人中4人はマスクをしています。中高年齢者の患者が圧倒的に多いので、それだけ体力との関係もあり心配です。

第3回

 1月9日にインフルエンザ予防接種は終了。

 1月16日には、偶然にも92歳の女性が二人、それぞれが付き添いもなく、電車で通院しているという話を会計をするところで耳にし、驚きとともに励まされました。

第2回

 11月も週1回、2時間のボランティアをいたしました。

 11月、12月とインフルエンザの予防接種希望の方が増えてきました。 予防効果はすぐには出ませんから、年末の早いうちでの病院来訪が好ましいと思います。  

 さて、「病院ボランティアって何ですか?」という問い合わせがこのホーム・ページを御覧の方からありました。

「病院」といいますと医師、看護士と患者という関係です。一時代前、10年ぐらい前までは医師側の力が強く、薬の効果、名前などでもおそるおそる聞くような関係でした。いわゆる別の医師の診断をあおぐ、セカンドオピニオンなどは言い出す雰囲気もありませんでした。しかし、誤診事件などの影響もあり、患者の知る権利などが主張され、患者側の立場も重じられるようになりました。  

 病院ボランティアをしていて、「患者様…」などという貼り紙や、院内放送を聞くと、  

ここまで気を使う、あるいは媚びる必要があるのか、と思います。このような表現を用いるようになったきっかけは、患者の接遇トレーニングに航空会社のスチュワーデスを頼んだことから、機内のスチュワーデスのふるまいの伝染からだと聞いたことがあります。なんと軽薄な医療界かと思います。

 そして今また見直されて、「―――さん」という風になりつつあるというのです。「―――さん」という、通りのよい、対等の呼称で、なんの不足、不合理があるのでしょう。「○○さん」で十分です。

 病院に来られる方の不安、不愉快さなど平常ではない心身の状態に、ひとつの声かけ、「おはようございます」「どうぞお大事に」「耳鼻科はこちらへ行くと左側にあります」といった声と態度の安らぎを病院内にかもし出すこと、それが病院ボランティアの仕事だと思っています。

第1回

都議のとき東大病院でボランティアをしている人と会い本をいただきました。それからボランティアとして医療の外縁で役に立ちたいと思ってきました。それからフトした機会で板橋区の都立病院のボランティア制度を知り参加しました。医療行為の出来ない私の出来ることは限られています。しかし、医師や看護士と患者のあいだで「気持ちよく病院にきて明るく帰れる」雰囲気づくりのために、「私でお役にたつことがありますか?」とお声をかけます。こんな気持ちで毎週奉仕してきました。

10月1日(水)、この日からインフルエンザ予防接種が始まりました。希望者が来院して、車イスの誘導、窓口への案内、など約10人。

10月7日(火)、8:30骨粗しょう症の検査にきた90歳の女性と小1時代の昔話を付き添いのお嬢さんの会計が終るまでしました。その患者さんはなんでも府立17高女出身で江戸川の大きな金魚業者のお嬢さんだったとか。選挙がんばってと笑顔で励まされました。

※都総合防災部では新型インフルエンザによる都内の被害は、外来受診380万人,入院29万人,死者14100人、と想定しています。被害拡大を防ぐには学校の休校、事業活動の自粛を要請せる必要があるとしています。都は「優先」とか、「休止」すべきとか、仕事分野を選別する方針です。風邪とは違うインフルエンザの恐ろしさを知って医師に今から相談してください。