2018年7月31日掲載

7月22日、50年経った同窓会

—皇太子御成婚記念派遣事業—

 ちょうど50年前の11月、私は全国の青年11人とオセアニアに総理府から派遣された。都の選抜試験を経て代表となった。2カ月間、オーストラリア、ニュージーランドで現地の公式訪問、研修を行ない、青年としての交流機会を作っていた。出発の東宮御所での皇太子御夫妻への挨拶、富士山麓での事前研修、帰国しての東宮訪問という形式の整ったものであった。

 受け入れたオーストラリア、ニュージーランドの扱いがしっかりしたものであり、青年同士の交流も豊富に計画されていた。参加者12名は都県から代表として誇りを持って参加し、帰国後にその経験を生かして生きて50年が経った。

 今回、その同窓会で集まったのは千葉県、岡山県、愛知県、東京都の4人。仕事は弁護士が2人、漆職人それぞれ現役、そして私。すべて70歳以上。

 規則正しかった研修の厳しさ、徐徐に知りあって深まった友情、英語が話せなかった苦労、ホームステイ先の美しいお嬢さんの思い出、厚いステーキ、風景など、尽きることはなく午後5時30分から10時30分まで談笑は絶えなかった。来年はもう平成ではなくなる。

 私たちは平成の天皇の皇太子御成婚記念で設置された事業で結ばれた友人である。心に期して今年の開催となった。両陛下の御健勝を祈って散会した。

2018年7月24日 記