2017年12月9日掲載

立憲民主党と民進党の再合流は民意の裏切り!

—政党の勝手は必ず民意が罰する—

 思い起こしていただきたい。小池政党の都議選の膨張に平常心を忘れた民進党は、国会議員の総会で、前原代表に希望の党へ全員入党するという決定を唯一人の反対もなく決めたのです。前原・小池両代表会談の結果です。しかし小池代表の「全員ではない」ということで枝野新党ができたのです。ここで有権者が関われたのは総選挙の投票による意志だけです。

 枝野新党の健闘、民進党の大敗。参議院は民進党がそのままという状態です。

 選挙が終われば数の争いとなる政局。だから数を集めるために再合流という安易な考えを旧民進党の衆議院議員は持っているようです。これは到底許されません。かつての民進党を支援した民意の多くは立憲民主党を選んだのです。

 ここは双方の違いをはっきりと有権者国民に示して総選挙で選ばれた責任をまっとうするべきです。

 事実、憲法、原子力発電政策などは明らかに相違しているのです。ごまかしてはなしません。特に枝野代表の姿勢は問われます。

2017年12月6日 記