2017年10月18日掲載

党より人物を!

—カメレオンより自分の観—

 誰でも自分の助けになると考える材料は利用したいものです。それは本能です。しかし公職という立場を得ようとする時、手段を問わず、本能をむき出しにする態度を政治能力と混同してはなりません。当選さえするのなら公約に真実味がなくてもよいと割り切る姿勢を有権者は見極めることです。選挙をお祭りとして娯楽と見る有権者もいます。

 有権者は自らの判断が自分に戻ってくる現実を直視するべきです。醒めた目で人物を見る訓練を積む。今回は党という、いつ変わるかわからない存在を重視するべきではありません。

2017年10月17日 記