2015年1月28日掲載

横綱 白鵬の態度と内山横審委員長の意見に?

—しっくりこない大相撲—

 1月25日に全勝優勝を決めた白鵬が、「目標がなくなったので引退を考えた」とか、13日目の稀勢の里との取り組みの物言いの勝負で「勝っている勝負。子供が見ても分かる。もう少し緊張感を持ってほしい。」と発言して26日の横綱審議会の後で内山委員長が「審判はスポーツの世界では厳正なもの。」として未熟な横綱を叱っています。

 これを聞いてどちらもどちらと思いました。

 まず白鵬ですが、どの場面でも引退を発表すべきではありませんでした。横綱の格を自覚していない証しですし、審判批判も子供などを引き合いに出すあたりは、傲慢ともいえます。横綱として最高の位を占めたという安堵からの発言にしてもわが国武道の相撲を継承するのにふさわしくはありません。

 この欄でも白鵬、大相撲批判をしてきましたが、NHKや新聞社が後援している手前、甘やかされた大相撲の有様を指摘してきました。最高の横綱の発言がこれでは先は知れたものです。それに加えて内山委員長のスポーツ発言は、大相撲は武道ではなくスポーツといっています。

 平成24年から中学校の武道の必修化が実施されています。

 言葉尻を捕らえるならば大相撲はスポーツ、相撲は武道ということなのでしょうか。同じ文科省が関わる種目ですがプロと中学校という差でわかれるのでしょうか。

 たしかに時間いっぱいの塩をまく前にカメラをにらみつけたり、土俵を割った相手をさらに突き落したりする態度は武道ではありません。スポーツならば見世物としての大相撲運営をすればよいので女性も土俵に上げて人気をさらに上げ大入満員の日数を増やすことに徹するべきです。

 白鵬も横綱としての風格、品格には程遠く横綱審議会も武道教育ができない商業団体ということになります。

2015年1月27日 記