九月の剣道

 王桜中の武道場が空調の工事で、九月、十月は使えません。2か月間の空白は剣道を始めたばかりの人も経験者も辛いところです。

 いま私たちは道場で、拵(こしらえ)という、体の部位の構え方を点検している、途中です。これを自分の物にするために確認してください。さらに竹刀の握りも茶巾絞りのようにということも学びました。拵と茶巾絞りを2か月間に忘れないように。

 土曜日、日曜日に近くの公園、空き地であれば素振りも出来ます。電話で和田の都合も聞いてください。出かけていきます。電話番号は03-5993-6186です。

王子神剣会

会場:北区立王子桜中学校 2階 武道場(9月・10月は工事中)

時間:日曜 午後6時〜8時

会費:月1,000円

 おたずねは 全日本剣道連盟公認指導員 剣道七段 和田宗春まで

連絡先:〒115-0056 東京都北区西が丘2-23-6
電話:03-5993-6186(留守電の場合は必ず名前と電話番号をはっきりと吹き込んでください)

2025年9月 和田記

和田宗春の剣道教室 第八回

手の内について。

 手の内を見せる、手の内を見られたという話があります。自分の思い、計画を見透かされた時に使います。ですから手の内は外には見せない、見られないようにするものです。ですが国の審査を受ける多くの剣士は、自分なりの手の内の理論を持っているものです。

 私の場合、左右の掌の操作の時に、左の小指は締めては半掛けにしていますから、引き上げ、親指は下げる。右手も同じです。さらに左右の前腕も同じ操作をします。この操作が一番分かりやすいのは、小手を効率よく打つ時にはっきり分かります。剣先のふり幅は少なくても打ち切れます。早稲田のゴルフ部の時から使っているグリップの力をつける器具を用いて効果を上げています。面にも有効です。打ち切った内には手の内が有効に作用していることが大切です。

 詳しくお知りになりたい方は王子神剣会の稽古会にお越しください。毎週日曜日 午後六時からの稽古会があります。北区立王子桜中学校武道場 全剣連社会体育指導員 剣道七段和田宗春。あらかじめ電話をください。

2024年7月記